工学部卒からデータサイエンティストへ、一直線!「AIモデリングに磨きをかけ、プロダクトを進化させたい」

今回の社員インタビューはデータサイエンティストのキム・ヨンジェさん。神戸大学を卒業後、2022年5月にサステナブル・ラボに入社しました。韓国・ソウルからのフルリモートで、持ち前のスキルと柔軟性を活かし早くもチームに貢献しています。

― なぜデータサイエンティストを目指されたのでしょう?

神戸大学工学部の電気電子工学科で学び、4年次はアルゴリズム研究室に所属していました。卒業後のことはいろいろな選択肢がありましたが、せっかく日本で学んだのだから力試しの意味でも就職活動をすることに。「データを活用する企業で“データサイエンティスト”の仕事がしたい」というのが就活の軸でした。

データサイエンティストに興味を持ったきっかけは、野村総合研究所でのインターン経験です。日本企業の韓国オフィスで1ヶ月ほど、経営コンサルタントのアシスタントを務めました。リサーチやデータ分析をする中で、自分の工学の知識とスキルは金融や経営の分野でも活かせると気づいたのです。具体的に何がやりたいか、どういう職種ならキャリアを積めるかをよく考えた結果、「データサイエンティストだ!」と。それまではディベロッパーなどで開発の仕事をしようかなと漠然と考えていました。インターンを機に視野が広がり、データサイエンティストという仕事に出会えたのです。

― 入社までの経緯を教えてください。

就職サイトでサステナブル・ラボのデータサイエンティスト募集を見つけ、応募しました。事業分野も仕事内容も私の希望にすごくマッチしていたからです。スタートアップで少数精鋭の会社である点も魅力でした。大企業の場合、長い研修期間やジョブローテーションがあったりして、すぐにやりたいことができるとは限りません。その点、ここならはじめから専門職として実践で経験を積めると思いました。

最終面接は代表の平瀬さんとオンラインで行いました。経歴や研究のことを話すと、「せっかくだから卒業論文のプレゼンをして欲しい」とのこと。面接で研究内容をそこまでしっかり聞きたいという要望は初めてだったので、ちょっと驚きました(笑)。でも、自分に興味を持ってくれたことが嬉しかったし、人を深く知ろうとする平瀬さんの真剣さや人柄が伝わりました。結果、無事に採用してもらえてよかったです。

― 仕事にはスムーズに慣れていけましたか?働き方はどうですか?

入社が決まり日本で働くことも考えましたが、タイミング的に家探しが難しかったこと、久しぶりに家族と暮らしたいという思いもあり、韓国に帰ることにしました。

現在、ソウルからフルリモートで快適に働いています。入社当社は仕事のやりとりで多少戸惑うこともあったものの、半年足らずの間に会社の仕組みやルールも改善され、よりスムーズに進められるようになりました。
サステナブル・ラボはフルフレックスでスケジュールが自由に組めるのがよいですね。私の趣味はジムで汗を流すこと。例えば、朝8時から10時まで働いて2時間ジムへ行き、昼食を取ってからまた仕事に戻る、といったことができる。ミーティングの時間やタスクの納期と調整さえすれば、好きなタイミングで毎日ジムに通えるのです。まわりの友達からうらやましがられていますよ!

― チーム内での役割や得意な業務ついて教えてください。

自社プロダクト「TERRAST β」「TERRAST for Enterprise β」のさまざまな機能を作ったり、企業に関わるデータ更新を自動化する仕組みを考えたりしています。

私の強みは、工学分野の知識やコーディングのスキルです。学生時代からPythonを学び、研究のため実験のプログラムを書く経験を積んできました。新しい機能を作りたいとか、こんなことを実現したいという要望を実現するため、コーディングの腕が活かせます。みなさんから「速い」「誰が見てもわかりやすい」と言ってもらえるのが嬉しいですね。自分の力を発揮できる部分で積極的に貢献していければと思います。

データサイエンスチームはメンバーそれぞれが得意とする分野を持っており、一緒に仕事をする中で新しい知識やハイレベルな技術を吸収できます。「コーディング」「分析」「自動化」などテーマに応じて相談できる先輩がいるので心強いです。わからないことを聞くと、「じゃあこういう風に進めてみようか」とすぐに具体的な方法を示してくれる。さすかだな、もっともっと勉強しなければ、と実感することばかりです。

― 仕事のやりがい、面白みは何ですか?

自社プロダクトを育てる仕事ならではの手ごたえがあります。例えば、お客さまから「TERRAST β」で特定の企業スコアを見る際に、該当企業の関連ニュースも簡単に確認できたら便利だ、というご要望をいただいた時。お客さまが都度ネットなどで調べる手間を省けるよう、各企業のニュースをまとめて閲覧できる“ニュース機能”を追加しました。自分が作ったものがすぐに実用化され、「使いやすくなった」と喜んでいただけるのは達成感があります。

また、これから力を入れていきたいのは、AIモデリングです。私たちのデータ分析で難しいのは、機械が学習して数値や分析結果を出すだけでは不十分な点。お客さまによって重視するポイントや知りたいことが違うため、それを加味したスコアの算出や分析が必要になります。多様で複雑なモデリングの作業を、もっともっと機械が自動で進められる仕組みを作りたいのです。そうすれば作業効率が格段に上がり、各自の業務にもっと集中できるようになるはず。ここを掘り下げていき、少しでもみんなの助けになればと考えています。

― これからの目標や夢を教えてください。

まずは、サステナブル・ラボのプロダクトを世の中に広めることが大きな目標。同時に、私自身は事業ドメインであるESG、企業経営、金融などをもっと学んでいきたいです。専門知識をつけて市場の動向を把握し、企業の視点や要望をより深く理解できれば、データサイエンティストとしての発想力や応用力も高まると思います。

また、日本と同様、韓国でもESG投資やサステナビリティへの関心は高まっており、こうしたツールは今後注目されるようになるでしょう。日本市場で成功し、ゆくゆくは韓国での展開も考えていけたら良いですね。

― サステナブル・ラボに興味を持ってくれた方へのメッセージを!

私たちのプロダクトはこれからどんどん進化します。運用する中で出てくるさまざまな課題を解決し、より正確で、より使いやすいものへ。完成度を上げていく過程では、アイデアや提案を活かすチャンスがいくらでもあります。「改善」だけでなく、「創造」もできます。まだ完全じゃないからこそ、自分の色も乗せていけるんです。そこに魅力を感じる人には最高の環境でしょう。

私は自分にとって“価値がある”と思える仕事がしたくて、サステナブル・ラボに入りました。1日24時間のうち少なくとも8時間を仕事に費やすのですから、納得できることをやりたいと思いませんか?同じ価値観を共有できる方なら、ここで大きなやりがいや楽しみを得られるはずです。

「精神的な安定感が素晴らしい」「頼りになる」「客観的視点を持っている」と一目置かれているキムさん。初めての勤務先にサステナブル・ラボを選んでくれたことをみんな嬉しく思っています。これからも静かな闘志でチームを支え、データサイエンティストとしての実力を養っていってください!

サステナブル・ラボでは、様々な職種での応募を受け付けております。私たちと一緒に、良い未来を創っていける方を、お待ちしております!

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