建築家からエンジニアへキャリアチェンジ!ここでしかできないモノづくりに挑む

Interview in English is available here on Medium.

今回の社員インタビューはフルスタックエンジニアの藤波さんです。「ソフトのモノづくりがしたい」「少しでも社会を変えるような仕事がしたい」という思いから、2023年春にサステナブル・ラボにジョイン。前職で培ったマネジメント力を発揮し、開発メンバーをまとめています。

 前職ではシンガポールで建築家として働いていたそうですね。なぜエンジニアに転身したのでしょう?

日本人の父とシンガポール人の母のもと、シンガポールで生まれ育ちました。高校卒業後、早稲田大学で建築を専攻。シンガポールへ戻り、父が経営する会社で建築家として5年ほど働きました。

キャリアチェンジのそもそものきっかけは、コロナ禍で事務仕事や管理業務が増えたこと。設計に集中するために雑務をITで効率化したいと考え、プログラミングのブートキャンプに入ってみたら…これがすごく面白くて!モノづくりが好きだし、もともと数学は得意だったし、プログラミングは自分に向いていると感じたんです。それで「エンジニアになろう!IT業界に転職だ!」と(笑)。仕事のための勉強をきっかけに、全く違う世界に飛び込むことになったのです。
日本で働きたいと思い転職活動を始めたものの、なかなか希望どおりの仕事には出会えませんでした。僕は単なるエンジニアではなく、マネジメント経験や今持っているスキルを活かせるポジションを求めていたからです。

 サステナブル・ラボにはどのような経緯で入社したのでしょうか?

リファラルです。サステナブル・ラボでCTOを務めるチナパは中学時代からの友人であり、転職についても相談していたところ、サステナブル・ラボの話を聞きました。

最初はなんとなく面白そうだなという印象だったのですが、事業内容やビジョンをきちんと理解すると本気で働きたいと思い始めました。世界を少しでも良いほうへ変えていこうというビジョンに共感したし、ここなら僕が求めるやりがいがあると思ったのです。
面談で話した皆さんが前職での経験やスキルをきちんと評価してくれたことも嬉しかったですね。楽しく働きながら成長していけるイメ―ジがわき、入社を決めました。

ー プロダクトチームのメンバーとしてどのような仕事をしていますか?

僕自身の仕事は、今はプログラミングなどの作業が約2割、マネジメントが約8割です。「TERRAST for Enterprise」の新しい機能を作る際は主に上流の設計を担当し、開発が円滑に進むよう部門間の調整やメンバーの管理を行います。

エンジニアとしての実務経験はなかったため、最初の案件では難しいこともありました。でも、一度仕組みや流れを把握できたら、後はプロジェクトに応じて考え方を少し変えていくだけ。スムーズに慣れていけました。マネジメントでは建築のプロジェクト管理の経験がそのまま活かせるし、英語と日本語が両方できる点も強みになっています。
データサイエンスやプログラミングに関してはほぼ独学で、今も自分で勉強を続けています。わからないことはチナパや経験豊富なエンジニアに教えてもらいキャッチアップしているところです。

 仕事のやりがいや面白みは何ですか?

当社の製品はすごいスピードで進化しています。毎週のようにアップデートがあり、例えば1週間有給休暇を取って戻ってきたら「あれ?なんかずいぶん変わってるね」みたいな(笑)。
ここ1年で大きく変化したことの1つが「TERRAST for Enterprise」のユーザーインターフェイスです。入力画面がわかりやすくなり、ヘルプ機能がつき、デザインもキレイになりました。改善したことが目に見える形となり、お客さまに喜んでもらえるのはやはり嬉しいですね。

自分の発想力や提案力が製品の進化に直結するのは大きなやりがいです。例えば、お客さまからAという要望をいただいたとき、実はその裏に隠れているB、C、Dという課題もあったりします。Aを解決するだけでなくBやCやDもふまえた提案や設計ができれば、製品をさらに良くしていけます。「TERRAST」のこともお客さまのことも深く理解し、俯瞰で見て、何をどう機能へ落とし込むか考える力が重要。ここはもっともっと成長していきたい部分です。

ー サステナブル・ラボの社風や魅力について教えてください。

面接のときから、この会社の人はみんな優しいと感じていました。すごく優秀なのに謙虚で、周りに対する思いやりがあって、人としてちゃんとしている。同じビジョンを共有しつつ、それぞれが信念を持っている。こんな仲間と働けたら最高だって思いました。
代表の平瀬さんはとてもフランクで、社員一人ひとりの意見をちゃんと聞いてくれるリーダーです。だから社内にもフランクでオープンな雰囲気を感じます。平瀬さんからは面接で、「これまでとはマインドセットを変えよう」と言われました。常識や前提を疑い、自分で考え、アジャイルで動いていかなければならない。建築業界は古い部分も多かったので、ここへ来て考え方や仕事の進め方も変わりました。

ー これからの目標は何ですか?社内でどのような存在になりたいですか?

みんなから頼りにされる、良きリーダーになりたいです。まずは社内に僕の“ファン”を増やしたいですね(笑)。悩みがあったら最初に声をかけてもらえる存在になりたい。そのためにも一緒に働く人たちとのコミュニケーションを大事にしています。
小さいグループでは週3回程度ミーティングを行ったり、必要なときは1on1の時間を取ったりして、悩みや問題を相談しやすい雰囲気を意識しています。メンバーのストレスを減らし、働きやすい状態を保つことが長期的な成果にもつながりますからね。フルリモートでも信頼関係はきちんと築けていると思います。

ー 勤務スタイルやワーク・ライフ・バランスはいかがですか?
以前とは生活がガラリと変わりました。建築の仕事は図面を手に現場へ行くことやクライアントと顔突き合わせてのミーティングが多かったけれど、今はフルリモート&フルフレックスです。

基本的に自宅で仕事をしており、朝10時ごろにゆっくり朝ごはんを食べながらスタート。インドのオフショア開発チームは日本時間の13時ごろから動き始めます。海外メンバーとの時差をふまえてスケジュールを組み、夜は19時ぐらいまで仕事をします。

土日はしっかり休んでいます。週末は妻と家で映画を見たり、友達と一緒に出かけたり、ゆっくり過ごすことが多いですね。シンガポールは何でも効率重視でハイペースなところがあるので、今のほうが仕事も生活も落ち着いている感じがしています。

ー どんな人がサステナブル・ラボにマッチするでしょうか?

積極的に挑戦ができる人、失敗を恐れない人です。言われたことをただやるのではなく、「本当にそれで良いのか?」「別の方法はないか?」など、自分でいったん考えてから動き出せる人はこの会社に合うと思います。

僕たちが目指しているのは、「TERRAST」をまず日本市場でスタンダートにすること。今、リアルなユーザーと向き合い、ユーザーが本当に必要とするものを作ろうと努力しています。今年は金融業界を中心に顧客拡大を図るため、開発にさらに力を入れていく予定です。同じ理想を持って一緒にがんばれる仲間が増えたら嬉しいですね。

エンジニアの枠にとどまらないやりがいを求め、自分にふさわしい場所を見つけた藤波さん。入社以来、エンジニアとして、リーダーとして、急成長を続けています。きっとこれから藤波さんのファンがどんどん増えていくでしょう!

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