こんにちは。サステナブル・ラボで広報・採用を務める高木です。2022年は大規模な採用活動を行なった当社。半年で10名以上の方が入社してくれ、一気に30名規模の組織へ!
今回は、立ち上げから会社の中核を担ってきたCSOのカルソさんに、サスラボでの働き方、ユニークな制度、組織づくりの考え方などを根掘り葉掘り聞いてみました!
Q1.2022年は大規模な採用活動を実施。その成果は?
年明けから10以上のポジションの人材募集をスタートし、選考を進めてきた我々。実はこれまでに千名を超える応募をいただいたんです!この反響の大きさには私自身驚きました。当社の理念やビジネス、ここで働くことにたくさんの方が興味を持ってくださり、とても嬉しく感じているとともに、採用活動を通してサステナブル・ラボを広く知っていただき、PRに繋がったのもよかったですね。
この半年間で十数名が入社し、社員数は倍増。実は私自身は採用の実務経験がなかったので、試行錯誤の連続でした。外部のプロの手も借りながらノウハウを学び、新しい人事制度も作り上げ、本気で取り組みました。結果、素晴らしいメンバーを採用できたと自負しています。現在は、組織の拡大に合わせ、社内の様々なルールや制度などをブラッシュアップし、新たな体制づくりを進めているところです。
Q2.サステナブル・ラボのワークスタイルって?
基本的にはリモートワーク、フルフレックス。社員の約半分が東京近郊以外に居住しているので彼らはフルリモート。東京近郊に住んでいる場合は、カルチャー醸成やスピード感も意識して、最近はオフィス出社のハイブリッドワークを取り入れています。
勤務時間(実働8時間)も、「ミーティングに参加する」「納期を守る」「クイックレスポンス」といったチーム内のルールさえ守れば自由です。朝方の人もいれば、夜型の人もいます。海外在住のメンバーも多く、時差もあるので、各チームで上手く調整しながらみんなが快適に働けるよう工夫しています。
Q3.ワークライフバランスは?休みは取れますか?
完全週休2日制、土日がお休みです。少数精鋭なので一人ひとりが担うものが大きく、みんな忙しいのが現状ではあります。そのため、業務がひと段落したらまとめて休みを取る、残業時間を別の日に休暇として振り替える、などバランスを取れるようにしています。
サステナブル・ラボでは、趣味や家族を大切にする人「Work hard, play hard.」をモットーとしている人が多く、みんな自分らしくメリハリある生活を楽しんでいますよ。
仕事の調整さえつければ、長期休暇も取れます。例えば、1週間休んで「小学生のこどもと夏休みをエンジョイした」「免許合宿に行ってきた」というメンバーも。実は私も毎年、まとめて休みを取って夫の故郷・イタリアに帰省しています。社内イチの古株であり、労務管理やルールづくりを担う立場だからこそ、まず私が積極的に休むことも大事かなと思っています。
Q4.社内コミュニケーションはどんな工夫をしていますか?オリジナルの取り組み「照らしんぐ」って何ですか?
世界中から応募ができ、リモート面接、入社オリエンもリモートのため、入社以来一度も直接会っていない人もいますし、国内にいても普段は顔を合わせないメンバーがほとんどです。仕事のコミュニケーションはオンラインでしっかり取れているので支障はないものの、チームワーク良く働くためにはやはりお互いを知り、人間関係を深めることが大切だと感じています。
そのために考えたのが「照らしんぐ」です。
毎週、メンバー1名について全員がコメントするもので、その人の優れているところ、好きなところ、感謝の言葉、応援メッセージなどを共有のシートに書きこみます。「よい企業を照らす」というサスラボの理念そのままに、「仲間の良いところを照らそう」がコンセプト。普段はなかなか直接言えないことを伝えるチャンスであり、コメントをもらった人は「自分はこんな人物として見られているのか?!」「実はこんなところを評価してもらっていた」などさまざまな気づきがあります。誰だって褒められると嬉しいですから、ポジティブな人間関係をつくる良いきっかけとなるんです。
また、メンバーの心身の状態や仕事への意欲を知るために、「エンプロイメント・サーベイ*」を導入しています。メンバーは毎月、オンラインでアンケートに回答。私が結果を見て、気になることにはすぐに対応するように心がけています。問題を抱えていそうなメンバーがいれば、「大丈夫?心配ごとはない?」「話聞くよ」など、まずは声がけをする。できるだけ「1 on 1」(一対一)でじっくりと話をして一緒に解決策を考えていきます。
最近はカウンセリングサービスも契約し、必要に応じて使ってもらうよう勧めています。あれこれ心配してみんなの世話を焼いて、もはやお母さん?!(笑)。私の「照らしんぐ」の回では、“サスラボの母”、“サスラボの保健室”なんて言葉をメンバーから頂きました!
また、シャッフル1on1、オンラインランチ会、新オフィス立ち上げのキックオフなど、交流の機会も設けています。これからも、困った時や辛い時には気軽に相談してもらえるよう、人間的でアナログなコミュニケーションも大切にしていきたいです。
Q5.サステナブル・ラボならではの評価制度について教えてください。
「強さ」と「優しさ」、両面から評価する制度を作りました。業務におけるアウトプットや行動だけでなく、周囲とのコミュニケーション、社会活動やサステナビリティへの取り組みを評価項目に入れています。メンバーとして周囲や会社に影響を与えている人、社会にとって良いことをしている人を評価したい。そんなこだわりを詰めこんだ、まさにサスラボらしい評価軸です。
Q6.カルソさんはワーキングマザーですが、女性にとって働きやすい会社ですか?
サスラボではまだ女性社員は少数派ながら、それぞれが十分に能力を発揮して活躍しています。データサイエンスや金融の分野ではそもそも女性が少ないため、外部との打ち合わせに出たら女性は私ひとりだけ、なんてこともよくあります。
以前働いていた国際協力業界は女性リーダーがたくさん活躍していました。駐在先のフィリピンも、女性大統領が出ている国ですから、女性管理職が珍しくありません。日本でビジネスの場に出るとギャップを感じるのは事実です。個人的にはもっと女性が仕事で輝ける国になって欲しいという思いがあります。
私は社内で初めて産休・育休を取り、ワーキングマザー第一号です。だからこそ、自分が良きロールモデルとなるべく、効率的な働き方を実践したり、必要な制度を整えたりしています。例えば、福利厚生では「ベビーシッター補助制度」を導入しました。アーリーフェーズのスタートアップでは日本最速ではないでしょうか(笑)。これから子育てをしながらキャリアも築いていきたいというメンバーが増えてくれたら嬉しいし、全力で応援します。
Q7. ずばり!サステナブル・ラボの魅力は?
国籍、年齢、専門分野、言語、宗教、生い立ち…すべてにおいて多彩な人材が集う組織です。この多様性、グラデーションがサスラボの特長であり、面白さ。私自身、この会社に入らなければ交わることのなかった価値観、カルチャーの人とたくさん出会えました。
一人ひとり全く違うから、もちろん難しいこともたくさんあります。でも、その壁を乗り越えようとするときに起きる「化学反応」や「イノベーション」が、サスラボの進化を可能にしているのだと思います。
Q8. サステナブル・ラボのメンバーとして大切なことは何ですか?
多様性の組織でありながら、私たちにはひとつの共通項があります。“サステナブルな社会への思い”であり、“より良い世界を創りたい”というビジョンです。
このビジョン共有が、今のサスラボにとってとても大切だと感じます。スタートアップでは経営方針の転換や急な変更は日常茶飯事。さまざまな変化に私たちも適応していかなければなりません。将来的に自分のポジションや仕事内容が変わっていくとしても、ここで働き続けたいと思えるかどうか。同じゴールを目指して山を登っているなら、手段やルートが変わったとしても、一緒に進んでいけるでしょう。だから採用ではビジョンを共有できる方かどうかを必ず確認しています。
ただ、ビジョンや理想だけではビジネスは創っていけないため、経験やスキルは必要ですし、ビジネスセンスに優れた人材も欠かせません。その点、サスラボは学術系出身のメンバー、スキルの高いエンジニア、経験豊富なビジネスパーソン、優秀なバックオフィススタッフなどが集い、バランスの取れたチームになっています。このメンバーたちがスムーズに協業しシナジーを高めていけるよう、組織や制度を整えるのが私の役目。誰もが安心して働き続けられる会社を目指し、これからも全力で取り組んでいきます。よい世界を一緒に創っていくことを楽しみながら!
カルソさん、ありがとうございました!
今まさに第二創業期、新しいスタートを切ったサスラボにぜひご期待ください!
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