サステナブル・ラボが推し進める「データサイエンス×サステナビリティ」

サステナブル・ラボ株式会社は「データサイエンスの力で、サステナブルな世界を創る」ことをミッションとして、非財務データの利活用を進めています。SDGsやESGに関する目標設定や進捗確認には非財務データが欠かせず、非財務データのビジネス展望や利活用に伴う社会的インパクトは計り知れません。

今回は、私たちが推し進める「データサイエンス×サステナビリティ」が求められている理由、今後の可能性や展望、ソリューションについてご紹介します!

非財務データの可能性を広げる、SDGsデータサイエンス

企業の非財務情報の把握・開示が求められる社会へと進むなか、サステナブル・ラボが開発・提供するプロダクトはビジネスの観点から非常に重要になっていくと考えられます。その背景にある社会の動きや顧客ニーズはおもに以下の2点。

• コーポレートガバナンスコード改訂への対応
2021年のコーポレートガバナンスコード改訂では、サステナビリティに関する基本的な方針を策定し自社の取り組みを開示することが求められるようになりました。特にプライム市場上場企業に関しては、TCFDに基づく気候変動リスク関連の情報開示も要求されています。社会全体のモメンタムが高まっているところ、私たちのようなソリューションの必要性も高まっています。

• 非財務情報の収集・分析作業の負荷軽減ニーズ
金融ファームが市場に分散するESG・SDGs情報を収集・分析する作業や、事業会社が自社の非財務情報を分析し成長戦略に生かすプロセスには、多大な時間と労力がかかっています。我々のサービスを利用される顧客の皆さんが抱える負担を軽減し、サステナビリティを実現するための事業分野へリソース配分するきっかけを作ることも、サステナブル・ラボの役割です。

今後、非財務データ活用の流れは社会全体に広がっていくことでしょう。上場企業で情報開示が進んでいることは前述の通りですが、非上場企業についても親会社や投資家、ステークホルダーに対して自社の取り組みをレポーティングする必要性が高まっています。もちろん単に開示するだけでなく、非財務データを活用したサステナブルな取り組みも加速するはずです。

たとえば、IPOを狙うスタートアップの中には初期フェーズからESG/SDGsなどの非財務を意識しているところもあります。系列に上場企業を持っていたり銀行やPEファンドなどから融資・投資を受けていたりする中小企業においては、自社の財務報告書には記載されていない非財務分野の取り組みや結果に対する説明責任の重要性が高まっています。

また昨今はサプライチェーンマネジメントの強化も進んでおり、ビジネスが環境や社会に与える影響を重視する企業との取引に自社のSDGsマネジメントが求められるなど、フィナンシャルな側面だけではなくサステナビリティの観点からのアウトカムも求められるようになってきています。

財務・非財務データを包括的に統合する2つのソリューション

このような社会の動きや顧客のニーズを先読みし、サステナブル・ラボは「データサイエンス×サステナビリティ」の可能性を追求し続けています。現在、サステナブル・ラボでは、顧客に合わせて主に2つのSaaS型データバンクを開発・提供しています。

① 機関投資家の正しい判断を支える「TERRAST(テラスト)β」
サステナビリティレポートや統合報告書、口コミサイトなどさまざまなデータソースからESG・SDGs関連データを取り込んで分析・加工し、企業の環境・社会貢献度を数字で見える化しています。解析項目は事業におけるCO2排出量、再生可能エネルギー使用率、女性管理職の割合、残業時間、取締役会の出席率などの非財務情報で構成されています。TERRAST(テラストβ)は主に機関投資家の方々やコンサルファーム、シンクタンクの方々にご利用いただいています。

② 事業会社向けの「TERRASTβ for Enterprise(T4E)」
事業法人様が、よりクイック・カジュアルにSDGsやESGに関するデータを扱えるSDGs診断ツールです。自社の非財務データを入力することで、ESG・SGDs経営の現在地を見える化できる特徴があり、業界比較・競合比較で自社の強み弱みを把握したり、次のアクションに向けた課題の特定や目標設定に役立てたりできます。

こうしたプロダクトを通して、データサイエンスの力でサステナブルな世界を創ることが私たちのミッションです。自分たちのことだけでなく、データサイエンスの力で世界中を良くしたいと考えていますし、それを実現できると信じています。

6月にリリースした「TERRASTβ for Enterprise (T4E)」は、まさにその点にアプローチするものです。ユーザーである事業法人様の取り組みを定量化し、SDGs経営の現在地を見える化することで、サステナビリティに関するデータドリブンな健康診断を提供します。自前でデータを取り込むことで最大級のデータセットインフラを構築し、さらにそうしたデータを利活用することでより多くのデータが集まるというエコシステムを目指しています。

義務的取組ではなく、ポジティブな行動を照らしたい

非財務データの可能性が高まるもう1つの要因として、「しなければならない」型からの転換も挙げられます。サステナブルな姿勢を見せなければ投資先から外されてしまうといった恐怖心や義務感からの取り組みではなく、サステナブルな取り組みをしているからこそ選んでもらえるといったポジティブな流れに、社会全体が変わりつつあります。

サステナブル・ラボはこうした流れを加速する方向に力を注ぎたいのです。テラストという名前には「照らす人」という想いを込めています。良い行いを実践している企業がしっかり評価される仕組みをつくりたい、素晴らしい行いを照らせる企業でありたいと考えています。

私たちと一緒に良い企業を照らし、自社を見える化していきましょう!

■機関投資家・プロファームのみなさまはこちら「TERRAST(テラスト)β」
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